SITステレオパワーアンプの製作

  
 ご免なさい。工事中です。そのうち、完璧にUPします。


12万円がタダ!
 無線と実験mj 誌に21世紀の夢のデバイス、純三極管特性SITトーキン製、S45F323)タダでくれると載っているコラムを見たのが、そもそもの過ちの始まりでした。SITは1個3万円で4個セットで提供されるとの事。回路図に設計概要を添えて申し込むと、、摩訶不思議こんな素人設計のアンプにSITを使ってくれと言う。条件としては無線と実験mj に記事を書く事だけです。何と、12万円がタダになってしまう。更に原稿料まで手に入る。これはオイシイと思わない人はいない筈です。
所がそう簡単には問屋がおろさない。もの凄い不安定な動作、1個SITを飛ばしてしまいました。何とか記事に出来る程度に漕ぎ着けたものの、改良の必要がありそうでした。

賞金に目が眩んで...

 SITをユーザー向けに販売しているヒノ・オーディオSITを使ったパワーアンプで製作コンテストをやると言う。 一等賞金30万円! この甘いキャッチに騙されました。これまた、申し込んでしまいました。 初段を真空管6JD8のパラ使いから、ソニーのV-FET 2SK79のSRPPに変更しました。ファイナル段はパラ・シングルから単なるシングルに。 実は、SITを5個もバカスカ飛ばしてしまい、その為にシングル・アンプしか組めなかったのです。 (貰った4個−最初に飛ばした1個+記事にする為に買った1個−次に飛ばした4個+新たに買った2個=残ったシングル用2個) 結局このアンプを完成させるのに、SITを3個新規購入しました。税込み94、500円。電源トランスやらOPT2個、ケース、その他部品で15万円以上かかったでしょうか。12万円がタダになる筈だったのですが...。 難しかったのでしょうか、「石」は人気が無いのでしょうか、SITアンプ・コンテストの参加者は私を入れて、たったの2名。 仲良く特別参加賞という事で金一封を頂きました。